14トリートメント

トリートメントの目的と効果

トリートメントは、お客様の満足度を高めるためのネイルサービスの一貫です。化粧品を用いてリラクゼーションを目的とし、ネイル&ハンドケア、フットケアのトリートメントの実践は、お客様の心と体を癒やしてヒーリング効果を高めます。

トリートメントには次の効果があります。5つあるので整理して覚えましょう。

血行やリンパの流れを促し、新陳代謝を高める
筋肉の緊張やこりを緩和する
皮膚に水分と油分を与え、滑らかにする
神経を休め、リラクゼーション効果を与える
ツボを押し、スジを揉み、反射効果(内臓の働き等)を高める

なお「爪の伸びる速度を速める」効果はありません。誤りの選択肢として出るので注意しましょう。

トリートメントの4つの基本手技

基本の手技は次の4つです。手技名・方法・効果を対にして覚えます。とくにどの手技がどんな効果を持つかが問われます。

手技方法効果
軽擦法
(けいさつほう)
軽いタッチで皮膚表面をなでさする。基本の手技。トリートメントの始めと終わりに用いる緊張をほぐし、血行やリンパの流れを促進させる。
強擦法
(きょうさつほう)
軽擦法より強いタッチで皮膚深部にまで刺激を与える。強い刺激が循環機能を高める
圧迫法
(あっぱくほう)
母指や指の関節、手のひら全体で圧迫する。クールダウンの効果を与える。
運動法
(うんどうほう)
関節を動かす。関節の可動域を広げ、固くなった関節を柔らかくしなやかにする。

間違えやすいのは軽擦法と強擦法です。「軽擦法=基本・始めと終わり」「強擦法=深部への刺激・循環機能」と対比して押さえましょう。

トリートメントは化粧品を用いて行います。キューティクルオイルやトリートメントクリーム、ローションなどを使い、手指の滑りをよくしてから手技に入ります。

また、次の場合にはトリートメントを避けるか、医師に相談していただく必要があります。

感染性の疾患が認められる場合
・皮膚に炎症や傷がある場合
・使用する化粧品にアレルギーがある場合

カウンセリングで爪や皮膚の状態を確認してから施術に入るのは、このためです。

トリートメントの4つの基本手技。軽擦法は軽く触れてなで擦る、強擦法はより強く触れ皮膚の深部に刺激、圧迫法は母指や関節や手のひらで圧迫し爪先が当たらないよう注意、運動法は片手で関節を支え回す
トリートメントの4つの基本手技

手技ごとの注意点とやり方

効果だけでなく、どう手を使うかも問われます。

見落としやすいのが圧迫法の「爪先が当たらないように」です。ネイリスト自身の爪でお客様の皮膚を傷つけないための注意で、手のひらや指の腹、関節を使うのはこのためです。

なお、トリートメントに使う化粧品はクリームやマッサージオイルです。手指のすべりをよくしてから手技に入ります。

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プロ意識・サロン環境・法規 小テスト(2級)

この章の内容を含む小テストです。毎回ランダムに出題されます。

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