教科書|分野 11/25
11プロフェッショナリズム
信頼されるネイリストの条件
ネイリストにとって、高いテクニックを身につけることは当然の前提です。しかしそれと同じくらい重要なのが、お客様から信頼される人格です。技術だけでは、プロのネイリストとは言えません。
信頼されるネイリストの条件は、人間性と技術と知識の2つの面から整理できます。
| 面 | 心構え |
|---|---|
| 人間性 | ①お客様の立場になって考える ②お客様の疑問・質問に的確に答える ③時間に正確になる |
| 技術と知識 | ①ハイレベルな技術、安全安心な技術を提供する ②お客様の要望に合ったネイルサービスを提供する ③最新情報を提供する |
技術が高くても時間にルーズであったり、質問にあいまいにしか答えられなければ、お客様の信頼は得られません。両輪がそろって初めてプロだと考えましょう。
お客様を迎える準備
お客様を迎えるにあたっては、次の3つの準備が必要です。
| 準備 | 内容 |
|---|---|
| ①サロン内の衛生面 | お客様が来店される前に、使用するテーブルを清掃し、必要な材料や備品が準備されているか、器具が消毒済みかを確かめる。 |
| ②スケジュール管理 (予約・顧客管理) | お客様のご希望のサービス内容を確認して十分な時間を取り、計画的に予約を取る。施術に必要以上に時間がかかることはお客様の負担になり、その後の予約にも影響する。お客様が予約時間に遅れる場合もあることにも気を付ける。 |
| ③ネイリストの 身だしなみ | 清潔感を与える服装・髪型・化粧を心がける。お客様と至近距離で接する仕事であることを意識する。 |
身だしなみのチェックポイント
身だしなみは、次の項目でチェックします。「おしゃれ」ではなく「清潔感」が基準であることに注意しましょう。
| 項目 | チェックポイント |
|---|---|
| 髪 | 清潔に保たれているか/長い髪がお客様に触れていないか/仕事をしやすい髪型か/前髪が目にかかっていないか |
| 化粧 | 清潔で健康的な印象になっているか/化粧崩れしていないか/香水は強すぎないか/化粧は濃すぎないか |
| 靴 | きちんと磨かれているか/かかとがすり減っていないか/型崩れしてだらしなくなっていないか/汚れていないか |
| 服装 | サービス業にふさわしい服装か/汚れ・しみ・しわはないか/肩にフケや抜け毛がついていないか |
| アクセサリー | 邪魔になる物や、目立つアクセサリーを身につけていないか |
香水やアクセサリーが問われるのは、お客様の手に直接触れる仕事だからです。強い香りは不快に感じる方もおり、大きな指輪やブレスレットは施術の妨げになり、お客様の手を傷つける危険もあります。

身だしなみの節では濃い化粧や、清潔感のない長い髪はふさわしくありません。また高価なアクセサリーや強い香水も避けます。いずれも「おしゃれかどうか」ではなく、お客様がどう感じるかが基準です。
言葉づかい・コミュニケーション・笑顔
お客様への接し方では、次の3点を意識します。
①言葉づかい…敬語は相手を敬うだけのものではなく、お客様と気持ちの良い人間関係を作る方法の一つです。正しい敬語をマスターしましょう。
②コミュニケーション…お客様にサービスを行う場合は、お客様の立場になって考えます。お客様が疑問や不安を抱くことがないよう、これから行うサービス内容や使用する材料の説明をしながら施術を行います。そして、お客様の好みの色やアートを伺い、お客様に合ったデザインを提案します。
③笑顔…お客様に親しみと安心感を与えます。多忙を理由に事務的であったり、横柄な接客態度を取らないよう、常に接客マナーには注意を払い、いつも笑顔で応対するように心掛けましょう。
笑顔についても具体的に問われます。忙しいからといって事務的な対応にならず、お客様に親しみと安心感を与える笑顔を常に心掛けます。
プロ意識・サロン環境・法規 小テスト(2級)
この章の内容を含む小テストです。毎回ランダムに出題されます。
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