11プロフェッショナリズム

信頼されるネイリストの条件

ネイリストにとって、高いテクニックを身につけることは当然の前提です。しかしそれと同じくらい重要なのが、お客様から信頼される人格です。技術だけでは、プロのネイリストとは言えません。

信頼されるネイリストの条件は、人間性技術と知識の2つの面から整理できます。

心構え
人間性お客様の立場になって考える
②お客様の疑問・質問に的確に答える
時間に正確になる
技術と知識ハイレベルな技術、安全安心な技術を提供する
②お客様の要望に合ったネイルサービスを提供する
最新情報を提供する

技術が高くても時間にルーズであったり、質問にあいまいにしか答えられなければ、お客様の信頼は得られません。両輪がそろって初めてプロだと考えましょう。

お客様を迎える準備

お客様を迎えるにあたっては、次の3つの準備が必要です。

準備内容
①サロン内の衛生面お客様が来店される前に、使用するテーブルを清掃し、必要な材料や備品が準備されているか、器具が消毒済みかを確かめる。
②スケジュール管理
(予約・顧客管理)
お客様のご希望のサービス内容を確認して十分な時間を取り、計画的に予約を取る。施術に必要以上に時間がかかることはお客様の負担になり、その後の予約にも影響する。お客様が予約時間に遅れる場合もあることにも気を付ける。
③ネイリストの
身だしなみ
清潔感を与える服装・髪型・化粧を心がける。お客様と至近距離で接する仕事であることを意識する。

身だしなみのチェックポイント

身だしなみは、次の項目でチェックします。「おしゃれ」ではなく「清潔感」が基準であることに注意しましょう。

項目チェックポイント
清潔に保たれているか/長い髪がお客様に触れていないか仕事をしやすい髪型か/前髪が目にかかっていないか
化粧清潔で健康的な印象になっているか/化粧崩れしていないか/香水は強すぎないか化粧は濃すぎないか
きちんと磨かれているか/かかとがすり減っていないか型崩れしてだらしなくなっていないか/汚れていないか
服装サービス業にふさわしい服装か/汚れ・しみ・しわはないか/肩にフケや抜け毛がついていないか
アクセサリー邪魔になる物や、目立つアクセサリーを身につけていないか

香水やアクセサリーが問われるのは、お客様の手に直接触れる仕事だからです。強い香りは不快に感じる方もおり、大きな指輪やブレスレットは施術の妨げになり、お客様の手を傷つける危険もあります。

ネイリストの身だしなみの図。髪をまとめ、清潔な服装で、指輪やブレスレットを付けていない
ネイリストの身だしなみ

身だしなみの節では濃い化粧や、清潔感のない長い髪はふさわしくありません。また高価なアクセサリーや強い香水も避けます。いずれも「おしゃれかどうか」ではなく、お客様がどう感じるかが基準です。

言葉づかい・コミュニケーション・笑顔

お客様への接し方では、次の3点を意識します。

言葉づかい…敬語は相手を敬うだけのものではなく、お客様と気持ちの良い人間関係を作る方法の一つです。正しい敬語をマスターしましょう。

コミュニケーション…お客様にサービスを行う場合は、お客様の立場になって考えます。お客様が疑問や不安を抱くことがないよう、これから行うサービス内容や使用する材料の説明をしながら施術を行います。そして、お客様の好みの色やアートを伺い、お客様に合ったデザインを提案します。

笑顔…お客様に親しみと安心感を与えます。多忙を理由に事務的であったり、横柄な接客態度を取らないよう、常に接客マナーには注意を払い、いつも笑顔で応対するように心掛けましょう。

笑顔についても具体的に問われます。忙しいからといって事務的な対応にならずお客様に親しみと安心感を与える笑顔を常に心掛けます。

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プロ意識・サロン環境・法規 小テスト(2級)

この章の内容を含む小テストです。毎回ランダムに出題されます。

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