教科書|分野 8/12
08間違いがちなポイントメイクアップ
ウォータープルーフならにじまないか
ウォータープルーフは、汗・涙・水で落ちにくいようにつくられたタイプです。それでも、強いこすれなどでよれたり、にじんだりすることがあります。
水分と油分への強さを分けて考える
- 汗・涙・水への強さ(耐水性)
- 水分で落ちにくいことが、ウォータープルーフの特徴です。
- 皮脂・化粧品の油分への強さ(耐油性)
- 一般的なタイプより油分に強くつくられたものもありますが、その強さは製品によって異なります。
水への強さだけで、油分や摩擦への強さまで決めないようにしましょう。使う製品の機能表示を確認することが大切です。
にじみを防ぐ2つの工夫
目の下のきわの油分を抑える
メイクが目の下に移りやすいときは、目のまわりの油分をフェイスパウダーなどで軽く抑える工夫をします。目に入らないよう、外側の皮膚に使いましょう。
塗る範囲を調節する
目頭や目尻ににじみやすい人は、マスカラを黒目の上にある上まつ毛だけに塗る方法があります。涙でくずれやすい部分を避け、塗る範囲を調節する工夫です。
眉を整えるとき
眉を整えるときは、余分な毛を抜き続けず、眉用のはさみでカットすることを基本にしましょう。繰り返し抜くと、眉毛が生えてこなくなることがあります。
仕上がりラインの近くは残す
描きたい眉の形を決めたら、その仕上がりラインから5mm以内にある毛は、とくに抜かないようにします。「5mm」は、ラインから周囲への距離の目安です。
範囲を分かりやすく示した模式図です。画面上の長さは実寸ではありません。
整える順番
- 仕上がりの形を決める
眉の形を描き、残したいラインを確認します。 - 毛流れを整える
眉ブラシやコームを使って、余分な部分を確認します。 - 眉用のはさみで少しずつカット
道具の使用方法に従い、肌を傷つけないように整えます。
ラインから5mmより離れている毛も、必要な部分だけをカットして整えるのが基本です。
スポンジやブラシのお手入れ
メイクや皮脂が残ったスポンジ・ブラシは、細菌が増えやすくなります。道具に合う方法で、こまめにお手入れしましょう。
スポンジのお手入れ
使うたびに洗うことを心がけます。一度使った部分を、そのまま次のメイクにも使い続けないようにしましょう。
使う場所を替える例
1回に使う場所を片面の半分にすると、表裏で4か所に分けられます。裏表が同じ材質のスポンジの場合の工夫です。
4か所に分ける場合も、汚れた面は使い重ねず、こまめに洗いましょう。素材によって扱い方が異なるため、製品の説明書を優先します。
ブラシのお手入れ
使うたびに、ティッシュで残ったメイクや汚れをやさしくふき取ります。毛先を強く押しつぶしたり、引っ張ったりしないようにしましょう。
汚れが目立つ、粉を含みにくい、仕上がりがよくないと感じたときは、洗うタイミングです。洗いすぎると毛が傷んだり、コシが失われたりすることもあります。
洗うときは、ブラシの素材に合う専用クリーナーなどを使います。天然毛には対応する専用クリーナーを選び、使える洗浄料や洗い方を説明書で確認しましょう。
洗ったあとは十分に乾かす
洗った道具は、風通しのよい日かげで十分に乾かしてから使います。洗い替えを用意すると、清潔で乾いたものを使いやすくなります。
目元のアイテムの扱い
目元に使う道具や化粧品は、使うたびに汚れを取り、傷みや使い心地の変化も確認しましょう。ビューラーのゴムと、アイライナー・マスカラでは、見るポイントが異なります。
ビューラーは毎回ふき取る
アイラッシュカーラー(ビューラー)は、使用後にティッシュでメイクや汚れをふき取ります。ゴムの部分に汚れが残っていないかも確認しましょう。
ゴムにくっきりした溝や、切れ・裂けがあるときは使い続けず、対応する替えゴムに交換します。傷んだ状態では、まつ毛が切れたり抜けたりする原因になります。劣化が進む前に、製品の案内に合わせて交換しましょう。
開封後の交換目安
アイライナーやマスカラは、開封後3か月程度で乾燥して描きにくくなったり、使いにくくなったりする場合があります。こうした変化が出たら、新しいものに交換しましょう。
使い始めてからの期間と、製品の状態を合わせて確認します。開封日をメモし、製品が案内する交換時期も確認しましょう。期間が短くても、使用感に変化があれば早めに見直します。
筆やブラシも清潔に保つ
肌やまつ毛に直接触れる筆・ブラシは、汚れを残すと細菌が増えやすくなります。使用するたびに、付いた汚れを清潔なティッシュでやさしくふき取るなど、製品の案内に合うお手入れをしましょう。容器の口も清潔にし、使用後はキャップを閉めます。
目の粘膜に汚れた道具が触れると、細菌による結膜炎やものもらいなどにつながることがあります。充血・かゆみなどの異常を感じたら使用を中止し、症状が続くときは眼科に相談しましょう。
つけまつ毛を使うときの注意点
つけまつ毛は、つける前の準備・接着剤の使い方・はずし方を押さえましょう。毛の部分を強く引っ張らず、土台となる「軸」を扱うのがポイントです。
つける前に、軸をやわらかくする
つけまつ毛の両端の軸を持ち、10回程度を目安に、やさしく曲げ伸ばしします。軸をやわらかくすると、目元のカーブになじませやすくなります。
接着剤の量と乾き具合を確認する
つけまつ毛用のグルー(接着剤)は、毛の部分につかないように、軸に塗ります。
軸に接着剤をしっかりのせ、少し乾いて透明になったところで、まつ毛の生え際にのせるタイプがあります。一方、薄く均一に塗るよう案内されている製品もあります。
塗る量・乾かす時間・色の変化は、製品の説明で確認しましょう。すべての接着剤を多めに塗ったり、透明になるまで待ったりするわけではありません。
はずすときは、目尻からゆっくり
つけまつ毛は、目尻側から目頭側へ、少しずつやさしくはがします。勢いをつけて引きはがすと、自分のまつ毛が傷んだり抜けたりするだけでなく、まぶたの皮膚にも負担がかかります。
はずす順番
目尻目頭
取れにくいときは無理に引っ張らず、使用した接着剤が案内する落とし方に従いましょう。
間違いがちなポイントメイクアップ 小テスト(3級)
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