教科書|分野 11/12
11間違いがちなネイルケア
ネイルエナメルを塗ると爪は傷むか
ネイルエナメルは、カラーポリッシュやネイルカラーとも呼ばれます。使い方を守って塗ることで、爪の表面を覆い、保護に役立つものです。
その膜には、ほこりや乾燥、紫外線、外から加わる力から爪を守る役割があります。爪を保護する働きと、塗り替えるときの負担を分けて考えましょう。
塗るときは
爪の表面を保護
落としたあとは
爪まわりも保湿
塗り替えが多いと、除光液を使う機会も増える
エナメルを落とすときに使うのが、エナメルリムーバー(除光液)です。除光液は、エナメルとともに、爪の油分や水分の一部も取り去ることがあります。
頻繁に使うほど乾燥につながりやすいため、塗り替えを繰り返しすぎないようにしましょう。「週に何回なら大丈夫」と一律に決めず、爪の状態や製品の使い方を確認します。
落としたあとは、手洗いと保湿まで
- 手を洗う
除光液を使い終えたら手を洗い、水気をやさしくふき取ります。 - 爪と爪まわりを保湿する
ネイルオイルやハンドクリームを、爪の表面と爪まわりになじませます。
「塗るときの保護」と「落としたあとの保湿」をセットで覚えましょう。
エナメルの落とし方
エナメルは、除光液で溶かしてから、コットンでやさしくふき取るのが基本です。早く落とそうと強くこすると、爪の傷みや乾燥につながることがあります。
負担がかかるのは爪だけではありません。甘皮や、爪まわりの皮膚もこすらないようにしましょう。
爪の上でなじませ、爪先へふき取る
爪の上で
エナメルを溶かす
爪先へ
やさしくふき取る
落とし方の3つの手順
- 爪を覆う大きさのコットンを用意する
エナメルリムーバー(除光液)を含ませます。大きなコットンで指全体を包み込まず、爪に合わせて使いましょう。 - 爪の上に置いて、エナメルを溶かす
爪まわりの皮膚に、できるだけ除光液が触れないようにします。使用量やなじませる時間は、製品の説明に合わせましょう。 - 爪先へ引くように、やさしくふき取る
エナメルが溶けてから、コットンを動かします。何度も往復してこすったり、強く押しつけたりして落とそうとしないことが大切です。
「強くこする」より、「溶かしてからふき取る」と覚えましょう。
落としたあとは手を洗い、水気をふいてから爪と爪まわりを保湿します。
爪を整える頻度と長さ
爪を整える間隔は、手の爪は1週間に1回、足の爪は2週間に1回を目安にします。伸びる速さには個人差があるため、実際の長さや状態を見て調整しましょう。
手と足で、整える間隔が違う
- 手の爪|1週間に1回が目安
- 成人の手の爪は、1日に約0.1mm、1か月に約3mm伸びます。
- 足の爪|2週間に1回が目安
- 足の爪が伸びる速さは、手の爪のおよそ半分です。
回数や日数は、必ずその日に切るという決まりではありません。伸び具合を確かめるための目安として覚えましょう。
爪の長さは、指を真横から見て確認する
爪先の中央と、指の先端がそろうくらいが基本の長さです。短くしすぎて深爪にならないように整えます。
爪先と指先を、点線の位置でそろえる
やすりで整える。爪切りなら、やわらかいときに
長さを整える道具には、エメリーボード(ネイルファイル・やすり)を使う方法があります。
爪切りを使ってもかまいません。ただし、やすりで整える場合に比べて爪が割れやすいため、入浴後など、爪がやわらかい状態のときに使うのが目安です。
「手は1週間、足は2週間」「長さは真横から確認」「爪切りはやわらかいとき」と、間隔・長さ・道具を分けて覚えましょう。
間違いがちなネイルケア 小テスト(3級)
全12問・解説付きの小テストです。この章の内容を3択問題で確認できます。
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