教科書|分野 12/12
12間違いがちなデンタルケア
デンタルフロスや歯間ブラシを使う順番
この章では、デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間を清掃してから、歯ブラシでみがく順番を学びます。
歯垢(プラーク)は、歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間にも残ります。歯間の清掃と歯みがきを組み合わせましょう。
先に:歯間清掃
フロスや
歯間ブラシ
次に:歯みがき
歯ブラシ
歯間の歯垢を先に取り除く理由
歯間にたまった歯垢を先に取り除くことで、そのあとの歯みがきで汚れを落としやすくします。
フロスを先に使った比較研究では、歯間の歯垢の減少と、歯間に残るフッ化物の量の増加が報告されています。フッ化物は、むし歯予防に使われる成分です。
歯ブラシだけ・併用・使う順番の違い
- 歯ブラシだけ
- 歯と歯の間など、毛先が届きにくい場所の歯垢が残ることがあります。
- 歯ブラシのあとに歯間清掃
- 歯間清掃を併用することで、歯ブラシだけでは届きにくい場所を補えます。
- 歯間清掃のあとに歯ブラシ
- この章で覚える順番です。先に歯間の歯垢を取り除き、そのあと歯ブラシでみがきます。
使う道具やサイズ、手順について歯科医院で指導を受けている場合は、その案内に沿ってケアしましょう。歯間清掃と歯みがきの両方を続けることも大切です。
歯みがき後は、何度もすすいだ方がよい?
フッ化物配合の歯みがき剤を使ったあとは、何度も水ですすぎすぎないことが大切です。すすぐ回数や水の量が多いと、口の中に残るフッ化物も流れやすくなります。
1歯みがき剤を吐き出す
ブラッシング後、口に残った歯みがき剤を軽く吐き出す。飲み込まない。
2すすぐなら、少量の水で1回
水で何度も洗い流すのを避ける。歯科医院で指導があれば、その方法に従う。
フッ化物を口の中に残す理由
フッ化物は、歯から失われたミネラルが戻る再石灰化を助け、むし歯予防に役立ちます。歯みがき直後の飲食を控えることも、フッ化物をすぐに流してしまわないための工夫です。具体的な使い方は、製品の案内や歯科医院の指導を確認しましょう。
フッ化物の濃度と量は、年齢に合わせる
濃度を表す単位がppmです。6歳以上では、1450ppm程度のフッ化物配合歯みがき剤が選択肢になります。6歳未満の子どもには1000ppm程度を基本とし、年齢に合う少量を使います。大人と同じ量をつけるわけではありません。
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間違いがちなデンタルケア 小テスト(3級)
全7問・解説付きの小テストです。この章の内容を3択問題で確認できます。
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