教科書|分野 20/25
202級実技の要項
モデルの条件
2級実技試験ではモデルの爪はナチュラルネイルをベースとし、イクステンションとリペアを合わせて2本まで施すことが認められています。爪や爪周りの皮膚に疾患がある場合や、15歳未満の方はモデルになれません。また、試験の1週間以内にキューティクルクリーンやファイリング等をしていないことも条件です。
合格基準
50点満点中 38点以上
- 5点満点法で採点(5点=良い〜1点=悪い)
- 失格対象に該当しないことも条件
試験時間
実技 85分/筆記 35分
- 実技は前半30分+後半55分
- 筆記は実技のあとに実施
モデルの条件
15歳以上
- 爪・爪周りの皮膚に疾患がないこと
- イクステンション・リペアは2本以内
- 1週間以内にキューティクルクリーンやファイリングをしていないこと
用具の決まり
エメリーボードを使用
- ウォッシャブルファイルは原則使用不可
- チップカッターは使用禁止
- ファイリングの往復がけをしない
採点される10項目
2級の実技試験も5点満点法・10項目・50点満点で38点以上が合格という基準は3級と同じです。ただし採点項目の内容は、チップ&ラップが加わるなど2級ならではのものになります。
| 項目 | 主なチェックポイント |
|---|---|
| ① ファイルストローク ※工程審査有 | エメリーボードは、爪の厚さや丸みに対して正しく持ち、当て方、強さが適正に使用されていること。ウォッシャブルファイルを使用しないこと(モデルに施したイクステンション、リペアを除く)。ファイリングの往復がけをしないこと。ファイリングの前にネイルニッパーの使用可(チップカッターは使用禁止)。 |
| ② ラウンド 仕上がり | サイドはストレートで、先端は緩やかなカーブを描き、両サイドに角がないこと。10本の形が同じように整えられ、チップ&ラップ以外の9本の長さのバランスがとれていること。 |
| ③ メタルプッシャーの 使用方法 ※工程審査有 | ブラシダウンを行うこと。ケア用水を使用し、メタルプッシャーの角度と当て方、強さが適正で正しく安全に10本全てに使用していること。その際、キューティクルクリームまたはキューティクルリムーバーを使用すること。 |
| ④ ニッパーハンドリング ※工程審査有 | キューティクルニッパーの扱い方、使用方法を正しく理解し、10本全てに適切に使用していること。ケア用水を使用し、ガーゼクリーンを10本に行い、その際ガーゼを引きずることのないように衛生的に配慮すること。 |
| ⑤ クリーンナップ仕上がり | ルースキューティクルやささくれ等の角質処理がされていること。キューティクルをカットしていないこと。 |
| ⑥ カラーリング (ライン取り、表面、色むら) ※工程審査有 | キューティクルラインとの隙間は空きすぎず、キューティクルラインが揃っていること。表面に色むら、ハケ筋、デコボコ(気泡)がないこと。ネイルプレートが透けて見えないこと。※チップ&ラップとアートを除く8本が審査対象。 |
| ⑦ チップ&ラップ (チップ及びラップの装着) | サンディングから始め、適切なサイズのチップを正しく装着されていること。ラップ材はストレスポイントをしっかりと覆い、エッジの先端まで装着すること。 |
| ⑧ チップ&ラップ 仕上がり | スタイリングはラウンド、フリーエッジの仕上がりの長さは5mm程度であること。表面に凹凸やバブル(気泡)がない等、スムーズな仕上がりであること。Cカーブが10%程度あること。キューティクル及びサイドウォールにグルー等がはみ出していないこと。仕上がりの表面に光沢があること。 |
| ⑨ ネイルアート | 塗布するカラーポリッシュの色は指定色以外であること。ベースコート、カラーポリッシュ、トップコートまで仕上げること。テーマに相応しいデザインであること。アートは筆のみで描き、色彩が豊かで、デザインのバランスがとれ、細密度が高いこと。 |
| ⑩ 全体の仕上がりと サロンワーク | ネイルケアの技術を総合して、プロとしてサロンワークに適した工程と仕上がりであること。認定モデルハンドにキズ・ささくれがないこと。用具の使い方が正しく、また手際よくリズミカル・スピーディであること。 |
3級との大きな違いは⑦⑧のチップ&ラップです。フリーエッジ5mm程度、Cカーブ10%程度という具体的な数字はそのまま問われるので必ず覚えましょう。

前半と後半で課題が変わる
2級の実技は前半と後半に分かれ、間に1分のインターバルが入ります。図の課題構成は、この区切りと対応しています。
| 区分 | 内容 | 時間 |
|---|---|---|
| 事前審査 | テーブルセッティング&消毒管理/モデルの爪の状態 | 10分 |
| 実技前半 | ネイルケア(手指消毒・ファイリング・ブラシダウン・キューティクルクリーン)を両手10本に行う | 30分 |
| インターバル | モデルの手に一切触れない | 1分 |
| 実技後半 | チップ&ラップ・カラーリング・ネイルアート。後半も手指消毒から始め、3つの順番は自由 | 55分 |
落としやすいのは後半も手指消毒から始めることと、チップ&ラップ・カラーリング・アートの順番は自由である点です。順番が決まっていると思い込みやすいので注意しましょう。
使用できる用具とケアの手順
ナチュラルネイルのファイリングにはエメリーボードを使用します。ウォッシャブルファイルは原則使用できません(モデルに施したイクステンション・リペアを除く)。またチップカッターは使用禁止で、ファイリングの往復がけもしないよう定められています。ネイルケアは手指消毒→ポリッシュオフ→カウンセリング→ファイリング→クリーンナップ→カラーリングの手順で行います。
チップ&ラップで定められた数字
後半の課題には、要項に明記された数字と指定があります。
- サンディングから始める
- ナチュラルネイル及び認定ネイルチップのフリーエッジを1mm程度にしてチップを装着する
- 使用するチップの色はナチュラルのみ
- スタイリングはラウンド
- ラップ材はシルクまたはグラスファイバー
- ラップ材はストレスポイントをしっかり覆い、エッジの先端まで装着する
- ウォッシャブルファイル・バッファは使用可
前半のネイルケアにも数字があります。カットスタイルはラウンド、フリーエッジは長い場合でも5mm以下(10本のバランスを整える)。3級と共通の規定です。
混同しやすいのは2つの長さです。ネイルケアのフリーエッジは5mm以下、チップ装着前のフリーエッジは1mm程度。どちらの場面の数字かを取り違えないようにしましょう。
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2級実技の要項 小テスト(2級)
この章の内容を含む小テストです。毎回ランダムに出題されます。
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